「インポート」と「ライセンス」って?品質が悪い?偽物なの?ハイブランドの裏事情

COLUMN

みなさま、こんにちは♪
Vintage Shop Rococo スタッフのRIRIです😊

ブランド品をネットなどで探していると、「インポート」と「ライセンス」という言葉を見たことがありませんか?
少し怪しげな印象があったり、品質は劣るのか、そもそも本物なのか・・
今回は、あまり知られていない「インポート」と「ライセンス」について掘り下げたいと思います(^ ^)

インポートブランドとは

インポート(import)は直訳すると、取り込む・持ち込む・輸入といった意味です。
その名の通り、海外で製造され日本に輸入されてきた海外ブランドを指します。

「GUCCI(グッチ)」や「CHANEL(シャネル)」・「HERMES(エルメス)」・「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」といったブランドもそれぞれの原産国で製造され、日本に輸入し販売されていますので、高級ハイブランドの殆どがインポートブランドということになります。

その為、「インポート」という言葉自体は決してマイナスな言葉ではありませんが、ブランドの正規店で「インポートブランド」という言葉は使用されません。

インポートブランドという言葉を見るのは、海外から直接買い付けをしている「セレクトショップ」や「インポートショップ」などと呼ばれる店、並行輸入品(ブランドとは無関係の個人や会社が、海外の直営店などから直接輸入した商品)が多いと思います。

商品の品質は正規店のブランド品も、海外から直接輸入したブランド品も、もちろん同じです。

ですが、正規店以外には偽物が混入している可能性もあるので、インポートという言葉だけで安心・安全と思わないことも重要です。

インポート=本家の製品(ブランド本国の製品がそのまま日本に輸入され、販売されている商品)
インポート自体は悪い言葉ではなく、品質も変わらないが、正規店では使われない。偽物の場合もあるので信用できるショップであるか見極めるのが重要。

ライセンス商品とは

代理店である日本企業などが、そのブランド名を借り(ライセンス契約をし)独自で開発した商品などを販売している品をライセンス商品と言います。
ブランド名を掲げていますが、ブランド企業が商品の開発やデザインなどをおこなっておらず、代理店が独自にターゲットに合わせてデザインや価格帯を設定し、ブランド名を付けて販売している商品です。

有名どころでいうと、バーバリー・セリーヌ・イブサンローラン・ウンガロ、ランセル、ディオール、クロエ、ヴァレンチノ、ランバン・ジバンシー・・・なども昔はライセンス事業に参入していました。

そのためライセンス商品は偽物ではありませんが、正規に認められつつも、ブランドのオリジナル製品とは全く違うものです。
基本的にライセンス商品は、若者向けのデザインや自国向けの製品(ハンカチや靴下、ワイシャツ、日傘、寝具や文房具など)を主に展開しています。

ライセンス商品は”品質が悪い”と言われることもありますが、そもそもの製造元が異なるので比べることは出来ません。
ライセンス商品はコストを抑えた商品設定にしていますし、ブランド側としても信頼のおける企業としか契約を結びませんので、日本企業も老舗アパレルメーカーばかりで商品自体の質が劣る訳では決してありません。(日本の製造技術、生産管理の高さにより本国ブランドの製品よりもクオリティが高いものも中にはあるんですよね・・笑)

ライセンスビジネスのメリットとしては、

  • ・インポートより安価な為、これまでブランドに馴染みのなかった層でも購入することが出来るようになり、購買層が広がる。
  • ・今後の海外進出に向け、現地にブランドを定着しやすくする。
  • ・デパート等にライセンス商品を置いてもらい、販路の拡大が図れる。
  • ・ライセンス料を受け取ることができるので、製品開発・販売以外の手段で収益化を図ることができる。

このように契約書1枚でブランドの名前を巨額な契約金と、売れれば利益を得られるわけですからこんなに楽して利益を得られることのできる事業は魅力的でないはずがありません。

日本の商社やメーカー側からしても、知名度のあるブランド名を付けて既存商品の販売向上に繋げることができるので、どちらにも利にかなったビジネスだったのです。

当時、ライセンス販売することはブランドとして成功した証であり、ヨーロッパやアメリカのラグジュアリーブランドでは昔は盛んに行われていました。

ライセンス商品=ブランドロゴを借りた代理店の商品。正規に認められた商品ではあるが、本国ブランド製品とは全く違うもの。なので品質はどちらが優れているということはなく、比べられるものではない。

ただ、メリットばかりではありません。
こうしたライセンス販売というのは、ブランドの売上を大きく向上させる一方で、ブランドを失脚させてしまうこともあるのです。

もうお気づきですね…。

ライセンス商品は国内需要に合わた低価格の設定で、更にオリジナルブランドではありえないような製品展開(スリッパや、布団カバーなど)で安っぽいイメージ希少性の低下商品の飽和状態を招き、ブランド価値を低下させてしまいました。

ラグジュアリーブランドであったはずなのに、どこにでもある一般的なブランドへと格下げされてしまったのです。

また、大量に商品が流通するということは、職人さんの手作業(クラフトマンシップ)から工業生産に切り替わることを意味しており、低品質な商品が氾濫し、偽物が大量に出回ってしまいます。

三陽商会がバーバリーとのライセンス契約終了を発表した記者会見

このことから、今ではライセンス事業に参入したブランドのほとんどが契約を打ち切りにしています。

百貨店や免税店などでの販売も即座に撤退し、直営店のみでの販売にすることでラグジュアリーブランドとしての格を取り戻し、現在の地位を築き直したのです。

ちなみに、エルメスやルイヴィトンはライセンス事業に一切手を出していません。
こうしたブランドの価値を低下させる要因になることを一切行ってこなかったからこそ、今の価値を保っているのです。

今回は、「インポート」と「ライセンス」についてまとめてみました♪

どちらも正規品ではありますが、しっかりと理解しておくと良いお買い物が出来ますよ(^ ^)

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